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画伝(第五)

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この絵は、正秉の山岳修行も大神の御加護によって滞りなく終わり、東京を目指して帰る道すがら紅葉で名高い上州の碓氷峠に差し掛かったが、人と人が争って犬は吠え鶏は逃げていくという人間世界の浅ましい有様を目の当りにしている時の絵。正秉は人の住む濁った争いの世の中がつくづく嫌になり、再び山に引き返して神仙の生活を続けようかと考えたが、心をひるがえして難行苦行を修めたのも天津神から大中臣家に伝わる神事を再興し、まことの惟神の道を広め大神の神徳を世に知らしめこの濁った世の中に人々を良い方へ教え導き、国家皇室のために尽くすべき事が天命であると強く固い決意をもって東京を目指した。

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