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画伝(第六)

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第六図は、木曽御嶽山中にて最も大きな滝である新王滝である。滝の真中に立ち滝行をしているのが教祖である。教祖はこれから木曽御嶽山の御分身を遷し本祠大神の相殿に祀るべく、教徒の願望を入れ数万の信徒に守られ、登山をして右新王滝の掛かろうとするや、数万の人々がこの様子を眺めて言う事には『いかにも教祖は神事に優れていると言っても、この新王滝の正面から掛かる時は滝の力でたちまち滝壺に打ち倒されるに違いない。これまで大行者といえども掛かれた者はいない。実に危険だ』と同じ心配をしているのは一人ではなかった。ところが教祖は何事か神に奏上するや、正面からひらりと滝に飛び入り、特別に滝の力の強い真中に、図に示すように立って全身を滝と同化させた。たちまち教祖の身の周囲に金色の輪が現れたのを見て、一同は教祖は人であり神であると敬拝し、数万の信徒の拍手は百雷の落ちるがごとく、また頭を上げる者はいなかったという。(この時教祖にお供し、この様子を目撃した大教正石塚氏は今なお健在で今年八十八歳である)

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