11月23日から4日間に亘り第266代ローマ教皇フランシスコが「すべてのいのちを守るため」というテーマのもと訪日され、その際、24日18時30分より広島の平和記念公園で行われた平和のための集いへの招待を日本カトリック司教協議会から頂き芳村正徳 管長が参列いたしました。
教皇は平和に対する強いメッセージ、特に核兵器廃絶に対するご自身の決意とも取れる言葉を日本から世界に向けて発信さられると共に原爆の被爆者に寄り添い、亡くなった御霊に対して祈りを捧げられ、同時に日本の宗教者と共に世界の平和を祈りました。
いのちを危険に晒す様々な人類の課題について宗派を超えて祈ることができましたことは大きな喜びであり、同時に真の宗教協調の姿を日本から世界に発信できましたことは、非常に価値のあることだと思います。
平和を希求する心は国を問わず宗教を問わず同じです。
日本の宗教者として、より一層他宗教との協調をしつつ平和な世界の実現に向けて行動してゆきたいと思います。